レーシックは、目の角膜を削って視力を矯正する手術のことです。
レーシック手術を簡単に説明すると、角膜を少し削ることにより、
目に入ってくる光の屈折を変えて網膜と呼ばれるところに焦点が合うようにするのです。
レーシックにより、近視を治すことはもちろん、今では老眼を治すこともできます。
「目の角膜を削る手術」なんて聞くと、恐い気がしますが、
実際は、近視を治すだけのレーシックの場合、手術は30分以内で終わりますし、
点眼麻酔をして行ないますので痛みも感じません。
もちろん手術は日帰りでできます。
術後1時間ほど安静にしている必要はありますが、翌日から仕事をすることも可能です。
手術後、しばしば目がショボショボしたり涙が出たり、
光がまぶしいと感じることがあったり、目に違和感を感じることがあるかもしれません。
でもそれらの不快症状は、目が敏感になっているために起こること。
目に触れたりせずに、点眼薬などをすれば改善します。
最後に、レーシックに興味がある方が一番心配しているのが、
「レーシック手術によって失明することはないのか?」という点でしょう。
安心してください。
レーシックで失明することはありません。
レーシックは眼科医療として確立された、外科手術の中で一番安全な手術とも言われています。
現在、日本国内で眼科専門医が行なった手術が原因で、失明したという事実はありません。