レーシック手術は成人で目に異常のない人であれば、
ほとんどの人が受けられる手術です。
ただし、レーシックが受けられない人がいるのも事実。
まず、角膜に十分な厚みが無い人は受けることができません。
これは国際基準で「残さなければならない角膜の厚さ」とうのが決められているためです。
レーシック手術は、角膜を多く削るほど、強い矯正が可能になります。
つまり、極度の近視の方は角膜をより厚く削る必要がありますので、
極度の近視で角膜が薄い場合は手術が受けられない可能性もあります。
次に、緑内障・網膜剥離といった目の病気のある人などは
手術を受けることができません。
目の病気とはいっても、軽度の白内障や飛蚊症があってもレーシックは受けることができます。
また、ドライアイの人は、目の表面が乾燥して角膜に傷がつくこともあり、
手術が難しくなってしまうため、まずはドライアイを治すことが優先されます。
最初に書いたように、子どももレーシックを受けることはできません。
18歳未満の子どもは眼球もまだ成長段階にあるため、
手術を行なっても、さらに視力が落ちることは十分に考えられるためです。